弘前こどもコミュニティ・ぴーぷるでは、
"今、1人ひとりが実践する
ワーク・ライフ・バランス~パパの育児参加~"をテーマに、
12月18日(土)
弘前市総合学習センターを会場に、パパカレッジ公開講座を開催致しました!
"イクメン"とは、
子育てを楽しみ、自分自身も成長する男性のこと。
将来。そんな人生を送ろうと考えている男性のこと。
"イクメン"がもっと多くなれば、パートナーの生き方が、子どもたちの可能性が、
家族のあり方が大きく変わっていくはず。
駒崎氏のお話から、
あなたらしい"ワーク・ライフ・バランス"をデザインしてみませんかということで、
今回の講師にお招きした方は、
NPO法人フローレンス代表理事
厚生労働省イクメンプロジェクト推進メンバー
駒崎弘樹氏です!
駒崎氏は、大学卒業後、「地域の力によって病児保育問題を解決し、育児と仕事の両立をするのが当然の社会をつくれまいか」と考え、「フローレンス・プロジェクト」をスタートしました。その後、働き方革命ということで、
働き方を変えることで、生産性の向上につなげ、結果働く人とその周りにいる家族・パートナーを楽にしていくという実践を行っています。
当日は、
おそらく今年一番の大雪に見舞われた弘前市。
しかし、この日のために多くの方が会場に足をお運びくださいました。
また、今回の公開講座では、先着順での無料託児を設け、
パパもママも安心して講座に参加出来たようです。
近くにママとパパがいる安心感もあり、子どもたちは元気いっぱいに遊んでいました!

13:30いよいよ講座スタートです。
パパ力向上委員会委員長斎藤望氏のあいさつと当法人代表理事のあいさつのあとに、

駒崎氏の自己紹介がはじまりました。

今回のテーマでもある"ワーク・ライフ・バランス"
一見、子育て支援としての側面がクローズアップされがちですが、
実は、そこには企業にとってもメリットが大きい経営戦略のひとつでもあるそうです。
その秘密は
「働き方革命」にありました。
駒崎氏の体験談や実際のにほんの社会情勢から、
働き方の改革の必要性が迫られていること、
それは、トップダウンではなく、
自分たちが変わることで革命できるということから講演が始まりました。

自分たちが働き方を変えないといけない4つの理由について、
クイズ形式で会場と一緒に考えていきます。
隣同士でチームを組み、
スライドに映し出された空白の部分を埋めていきます。

その中からひとつ。
20代~30代の男性の平均年収は、10年前に比べておおよそ( )円下がった。この空白に入る数字はどのくらいかわかりますか??
答えは、200万円以上下がっているそうです。
ゆえに共働きが必然と増えるのですが、
それに比例して増加するのが、メンタルヘルスに課題を抱える状況や介護の実態。
日本は、先進国の中でも一番最初に高齢化社会を迎え、このままでは2050年には40%が高齢者にとの試算も出ているようです。
そういった課題を少しでも改善しようとして提唱したのが
「働き方革命」ワークライフバランスという、仕事とプライベートをうまく循環させることで、
仕事の生産性の向上を上げ、人生においても個々人や周りにいる人たちの満足度を高めていこうというものです。
ちょっとした工夫、
ちょっとした気配りで
仕事の多くが改善され、負担が減り、楽になる。
空いた時間を家族のため、自分のため、地域のために使い、
「傍を楽にする=働く」という考え方。
実際にフローレンスで実践している取組みを
スライドをみながらお話ししていただきました。
会場からも、
「いろんな人に聞いてほしい」などの声があがりました。

後半はワークショップを行いました。
①理想とする働き方についてかんたんに書いてシェアしていきます。
次に②実際の仕事の現状を考え、
③これらのギャップを埋めるために、
明日から自分が出来ることはなにか小さなことでもいいので実践できることを挙げてみます。
働き方の可能性や
ライフビジョンについて、
深く考える機会になりました。今回講師を引き受けてくださった駒崎さん本当にありがとうございました。
大切な人が笑顔でいるために、
自分自身が笑顔でいるために、
自分らしいワーク・ライフ・バランスをデザインする
自分にもできるヒントをたくさんいただきました!
弘前こどもコミュニティ・ぴーぷるでは、
引き続きパパ学のススメ!2010において、パパカレッジの開催をします!
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