1月8日(火)青森県が取り組んでいる被災者交流総合支援事業WS
「木育(もくいく)寺子屋」 を、弘前市立百石町展示館で開催しました
。
木育とは、五感を通して木を身近に感じることで、木や森との関わりを主体的に考えられる豊かな心を育む活動です。
これまでぴーぷるでは「木育(もくいく)寺子屋」を、小学校の親子レク、あおもり遊び体験広場など、様々な場所・形で実施してきました。今回は、木のぬくもりを、体いっぱいに感じていただきたいという思いから、
たまぴらのプールをご用意いたしました。
たまぴらとは、木でできた丸い形の積み木。これを六角形に組んだ木の中に入れたのが、たまぴらのプールです。
まずは、紙芝居・パネルを使って、森について、木について学びました。
「森の動物たちは、木の実などを食べて暮らしています。木が無くなると、どうなるでしょう・・・」
「住処(すみか)が無くなる!」
「食べ物が無くなる!」
みんな、木の大切さを知っていますね(^_-)-☆、

次に、木に関するクイズを交えながら、パネルで木の種類のお勉強。
「どんな木を知っていますか?」
「ひば!」
さっそく、青森県の県木の名前が出てきました。
青森ヒバは、‘ヒノキチオール’という成分が含まれており、独特な香りと
抗菌作用もあります。
後半では、この成分を活かした香り袋を作ります!

「いい匂い!」
子どもたちが、嗅いでいるのは、ひばのチップ(削りくず)。
袋にフェルトを貼ったり、絵を描いた後で、このチップを入れるんです。
「今日は特別に、詰め放題だよ」
「やった~」

製作中!みんな、真剣な顔で作っています(^o^)


今回の参加者最年少のCちゃん。
お兄ちゃんの作品ができるまで、遊んでます。
プールの“へり”につかまって、はいチーズ♪

「出来た!」
1時間の集大成!
桜の木は黒いというお話を聞いて、黒いフェルトで木を作ってくれたY君。
窓から見えた雪も、白いマジックで描いてくれました。
M君は、バスの中にリアルな発券機も作りました!(゜o゜)

横も見て見て!

A君のデザイン画をママが切ってくれた、親子の共同作品!
ひばのチップを沢山詰めたので、とっても大きな香り袋ができました!!

この後、お茶とお菓子で交流タイムを行い、百石町展示館の隣、あおもり遊び体験広場で
沢山遊んで解散しました。
今回、参加していただいた皆さん、ありがとうございました。
「木育寺子屋」を通して、木や森について学んだこと、木のぬくもりを体で感じたこと・・・
ひばの香り袋を見て、思い出してくださいね(^.^)