12月18日(火)、青森県が取り組んでいる被災者交流総合支援事業として
手作りおもちゃのワークショップ「かんたんわなげツリー」を開催しました。
東日本大震災により青森県中南地域に避難している方々と、受け入れ地域との交流を促進することを目的としている、このWSも、8月、9月に続いて3回目の開催です。
今回は、クリスマス間近ということもあり、輪投げとして遊べる、クリスマスツリーを作ります。
参加者の皆さんが集まり、まずは導入の手遊びからスタート!
リング型のおもちゃが、ハンカチを通すことによって、お人形に変身する様子に
みなさん大盛り上がり。
実は今日作る「わなげツリー」の輪の部分でも、この遊びができるんです♪

カラフルな、キットを配り、制作スタート!
今回の制作過程は、梱包材の‘プチプチ’を、フェルトで巻く作業がたくさんあります。

次は、緑色と黄緑色のフェルトで、‘のりまき’をつくりましょう!
「ふむふむ」子どもたちも、一生懸命、説明を聞いていますね(^_-)-☆

パパも参加してくださいました。
ママは緑色の“のりまき”を、ヘビに見立てて遊んでいますよ。

「ママ、手伝うよ」

子どもたちは、両面テープをはがしたり、“プチプチ”や、フェルトを巻く作業を手伝ったり、
みんな集中してがんばってくれました(^^)

女の子達は、毛糸にビーズを通す作業が気にいったようです。
今回は、針と糸を使わずに作るので、毛糸の先をセロテープでぐるぐる巻いて尖らせ、
ここからビーズを通しているんです。だから、お子さんにも出来たのですね(*^_^*)

ついに完成!

ボリュームある、かわいらしいツリーが出来ました。
手作りおもちゃが完成した後は、楽しい交流タイム。

1時間、お手伝いをがんばった子どもたちは、おもちゃでリフレッシュ(^^)

今回、市民の方のご厚意により、「被災者の方へお渡しください」と、“焼き物折り鶴”をいただきました。
その方に代わって、進呈させていただきました。どうもありがとうございました。
“焼き物折り鶴”とは、極薄陶器用に開発された特殊な紙で“折り紙”をしたものに、専用の土を掛けて
焼き物としたものです。
東日本大震災被災地へ“焼き物折り鶴”を一万羽届けるプロジェクトも実施されています。参加してくださった皆様、ありがとうございました。
次回のWS「かんたん わなげツリー」は、12月25日(火)開催いたします。
まだ少し空きがございますので、お申込みを希望される方はあおももり遊び体験広場
55-0671までお電話ください。
参加者の方より、材料の寸法の問い合わせがありましたので、材料と作り方も一緒にお知らせいたします。
<わなげツリー材料>
一番上の小さな輪:フェルトは 10cm×27cm(プチプチは10cm×25cm)黄緑
二番目の 輪:フェルトは 10cm×30cm(プチプチは10cm×27cm)緑
三番目の 輪:フェルトは 10cm×32cm(プチプチは10cm×30cm)黄緑
四番目の大きな輪:フェルトは 10cm×34cm(プチプチは10cm×32cm)緑
木の幹 :フェルトは 10cm×20cm(プチプチは20cm×20cm)茶
鉢の部分 :フェルトは 7cm×30cm(プチプチは20cm×40cm)ピンク
割りばし、ガムテープの芯、両面テープ、ペットボトルのキャップ、毛糸、ビーズ、リボン
<作り方>
1.割りばしに木の幹用のプチプチを巻き、セロテープでとめ、フェルトでくるみ、両面テープでとめる。
2.1に、鉢用のプチプチを巻き、ガムテープ芯の中に入れ、フェルトでくるむ。幹の上にキャップをかぶせる。
3.輪の部分は、プチプチを巻いたものを、フェルトでくるみ、両面テープでとめる。
4.輪の部分を毛糸でぐるぐる巻き、好みでビーズやリボンを通して出来上がり!